【充実した議会運営のあり方について】
○議論経過が明確になる議会運営 ・議員間討議
宝塚市 会津若松市
函館市議会が確認した 本来のあり方
<委員会の進め方>
①委員会開催前までに会派で論点整理
②説明員から議案説明
③委員会として論点整理
④整理した論点に基づいて質疑・自由討議
⑤討論・採決
<委員会の進め方>
①委員会開催前までに個々の議員による課題・論点の洗い出し
②委員会として論点抽出・整理
③論点を踏まえた説明員への質疑
④論点再整理・議員間討議
⑤討論・採決
別添① 3、15ページ 別添②
7、8、20、21ページ
・委員会での議案審査を行った後に一般質問を行う
宝塚市 会津若松市
函館市議会が確認した 本来のあり方
<本会議の流れ>
①本会議で提案説明・議案付託
②委員会で議案審査・採決
③一般質問
④本会議で委員長報告・採決
<導入理由>
・平成19年3月策定の函館市議会議会改革報告書における「議 会の機能と権限を十分発揮するため、議案審査の手続きの一環 である質疑と議案にかかわらず行える一般質問を明確に区分す ることとする。」を見て検討した結果である。
・重要議案を一般質問で取り上げる事例があったが、委員会で、 修正等行うべきであり、審査を先にすることで、審査日程の追加 がしやすく、常任委員会の議論を深めることができる。
・まず市民生活に結果が響く議案に全力投球し、個々の議員が 課題としているものなどは、一般質問で取り上げていく方が合理 的である。
別添① 11ページ 別添② 7ページ
・反問権の付与
宝塚市 会津若松市
函館市議会が確認した 本来のあり方
・市政上の論点をわかりやすく、明確にするため議員の質疑や質 問に対する反問権を市長等執行機関の長および職員に認めて いる。
・反問は、あくまで議員の質問に対し、不明な点(趣旨、根拠等) を逆質問することであるとの見解に立っている。
・会津若松市では、反問権として ①質問の趣旨・内容の確認 ②質問の背景・根拠の確認 ③代替案の提示要求
の3つを検討し、②までを反問権として定義している。
別添① 13ページ
・予算決算常任委員会の設置
宝塚市 会津若松市
函館市議会が確認した 本来のあり方
・議案の常任委員会への分割付託は議案一体の原則に反するこ とから、予算決算常任委員会を設置した。
・審査は、各常任委員会を分科会として行っている。
・分割付託では、修正案の提出が不可能であった。
別添① 15ページ
・議会活動の見える化
宝塚市 会津若松市
函館市議会が確認した 本来のあり方 議会活動の範囲及び議員活動についてを定義づけすることで、
どういった活動がどの程度行われているかを数値化し、議会活 動の見える化を進めた。
その必要性については、下記のとおりまとめられている。
□「議員活動と議員定数等との関連性
及びそれらのあり方」最終報告 第12 4最終報告の確認(案)
・市政運営や一定の政策課題については成果をあげているが、 そのような成果は一般にはわかりにくく、かつ、見えにくいことが、 厳しい声が多い原因になっていると考えられる。
・市民からの評価が低いということは、市民の目線から見て議会 機能や議員活動がまだまだ低い水準にとどまっているということ である。
・見えにくいとされる議会活動及び議員活動について、その内容 や成果をよりわかりやすく説明していくことが必要である。 第12 5今後の取り組みの方向
・議員活動の範囲・量や議会機能の維持・向上策等について、よ り多くの市民の皆さんのご理解が得られるよう、議会活動や議員 活動の「見える化」を進めることが求められる。
別添① 4ページ 別添②
10、20ページ